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ジュニアNISAをママにおすすめする理由【廃止決定の2023年が最後のチャンス】

2023年廃止決定ジュニアNISAを始める理由

2023年末で廃止される【ジュニアNISA】ですが、今さら始めるべきかを迷う人も多いはず。

お困りママ
お困りママ

廃止されるなら今さら始めてもムダだよね。

こじか母
こじか母

いいえ!
ジュニアNISAは廃止決定でとても使いやすくなりました。
だから始めておかなきゃもったいない!

筆者は、子ども3人のジュニアNISAを運用して約4年。
本業では保険の外務員として10年以上お金や保障相談を多数経験し、最新情報も常に研究中です。

だからこの記事を読むと「もうすぐ廃止のジュニアNISAをなぜ今始めたほうがいいの?」という理由が分かります。

2023年は、ジュニアNISA口座開設のラストチャンス!
ジュニアNISAでお金を増やして、子どもの夢や希望を全力で応援できるママになれたらすごく嬉しいですよね。

早速この記事を読み進めていきましょう!

投資 ジュニアNISA

ジュニアNISAの概要

ジュニアNISAは未成年の子ども用に作られた「非課税で投資ができる制度」です。
子どもの教育資金として運用を考える親にとっては使わなきゃ損な仕組みです。

しかし口座開設数は伸び悩み、2016年に始まったばかりの制度ですが2023年末での廃止が決定しています。

お悩みママ
お悩みママ

なぜ始めるママやパパが増えなかったの?

こじか母
こじか母

払い出し制限が厳しく使いにくかった点が大きな原因と言われています。

改正前のジュニアNISA払い出し条件

ジュニアNISA口座の資産は、原則として18歳より前に引き出すことができない
それ以前に引き出した場合、それまでの運用益に課税され、ジュニアNISA口座は廃止される。

ジュニアNISAは子どもの教育資金を貯めるための投資制度という位置づけのため、原則3月31日時点で18歳である年の翌年1月1日以降でないと払い出すことができませんでした。

お困りママ
お困りママ

高校卒業より前にまとまったお金が必要になることも…。
その条件だと確かに使いにくい!

実際は18歳以前でも払い出しは可能ですが、非課税の優遇が受けれなくなり、売却益やすでに受け取った配当にも課税されてしまいます。

18歳以前にジュニアNISA口座から払い出す場合の課税例

例)高校に入学(16歳)し通塾。
予想外に塾代がかさむのでジュニアNISAを活用したい!

ジュニアNISA口座への入金合計金額(元本)300万円+運用益(利益)+80万円=380万円

こじか母
こじか母

18歳以降の引き出しなら380万円をそのまま受け取れる♪

ところが16歳で引き出してしまうと…

運用益80万円が非課税対象外となので約20%の税金が利益から差し引かれます。
(実際には20.315%)

80万円×20%=16万円

受取り金額は16万も減って364万円なってしまいます!

さらに、ジュニアNISAも廃止されるので余った資金を再運用することもできません。

ジュニアNISA廃止決定による変更点を分かりやすく解説

ジュニアNISA廃止決定変更点解説

ジュニアNISAは上記で解説したように使いにくさが目立ち、2023年末でジュニアNISA制度の廃止が決定。
その際に制度の内容も変更されました。

こじか母
こじか母

廃止決定後からジュニアNISAはグンッと使いやすくなりました

ジュニアNISA【廃止決定後の変更点】

廃止を受けて改正(変更)された内容を下記にまとめました。

利用できる人・日本在住
・1月1日時点で20歳未満
⇒2023年以降は18歳未満
新規投資可能期間2023年まで
2023年末で廃止決定
口座開設可能数未成年1人1口座
払い出し3月31日時点で18歳である年の前年12月31日までは、原則、払い出せない(災害等やむを得ない場合を除く)
2024年以降は払い出し制限解除
運用できる商品・株式投資信託
・国内・海外上場株式、ETF、ETN、REIT
・新株予約権付社債(ワラント債)
非課税金額年間80万円まで
非課税期間最長5年間
投資方法一括買付・積み立て
運用管理者二親等以内の親族
(両親・祖父母等)
ジュニアNISAの変更内容まとめ
こじか母
こじか母

払い出し制限が解除されたのが一番のポイント!
これでいつ引き出しても非課税になったので使いやすさがUP!!

利用期間や払い出し制限が変更されただけなので、税制的なおトク感は変わりません。

ジュニアNISAは廃止しても長期運用を続けられる

お悩みママ
お悩みママ

使いやすくなったのは嬉しい!

でも今さら始めても2023年末の廃止後に運用は終わりでしょ?

こじか母
こじか母

いいえ。

2023年末までにジュニアNISAを始めていれば運用は継続できます!

2023年からジュニアNISAを始める人、すでに利用している人は2024年以降どうなるのか詳しく解説します。

2024年以降のジュニアNISA
利用できる人2023年までに利用していた人のみ継続できる
新規に投資できる期間2024年以降、新規の投資は不可
非課税期間18歳まで非課税で保有可能
(最短5年・要ロールオーバー)
払い出し制限2024年以降いつでも引き出し可能
(ただし全額引き出す必要あり)
2024年以降のジュニアNISAの取扱いについて

廃止後の2024年以降も子どもが18歳になるまで(最短でも5年)は運用を継続できます。
子育て資金としてまとまったお金が必要になるまでは、なるべく長期間の運用を継続しましょう。

改めてお伝えしますが、継続できるのは2023年末までに始めている人だけです。

こじか母
こじか母

子どもの教育資金を効率よく貯めたいママは今すぐジュニアNISA口座を開設しましょう!

ジュニアNISA廃止決定後に始めるメリットと注意点

まだジュニアNISAを始めていないママに、今からでも始めるべき2つのメリットを詳しく説明します。

廃止決定後のジュニアNISAを始めるメリット
  • 18歳までの払い出し制限がない
  • 長期運用で投資リスクを下げられる
  • 非課税投資金額を最大限に増やせる

1つずつ詳しく説明します。

メリット①18歳までの払い出し制限がない

ジュニアNISA廃止決定後の改正における一番のメリットは18歳までの払い出し制限の解除です。
今までは原則18歳にならないと払い出せなかった資金をいつでも引き出せるようになりました。

こじか母
こじか母

子どもによってまとまったお金が必要になる時期はそれぞれ違います。
せっかくの教育資金を必要な時に使えないのは不便ですね。

2024年以降なら、たとえば高校卒業前の子供が「海外留学したい!」と言い出した…
なんて予想できない進路を希望した場合もジュニアNISAで貯めた資産を使い応援してあげることもできます。

だから予想できない子どものライフプランにも対応しやすくなりました。
実際に、2019年12月の廃止決定後からジュニアNISAの口座開設数は急激に増えています。

ジュニアNISAの口座開設数の推移
  • 2019年6月末時点→32万8982口座
  • 2020年6月末時点→38万3073口座
  • 2021年6月末時点→56万9639口座


参考:金融庁「NISA・ジュニアNISA利用状況調査」


現在の子ども(15歳以下)の数は1493万人とされています。(参考:総務省2021年統計
一方で口座開設数は約57万口座なので、急激に増えたと言っても、まだ4%ほどの子どもにしかジュニアNISA口座は開設されていないということ。

こじか母
こじか母

今ジュニアNISAを始めておけば
将来の「教育資金」で他のお家と差がつくこと間違いなし!

メリット②長期運用で投資リスクが下げられる

ジュニアNISAももちろん投資なので運用にはリスクがありますが、1日でも長く運用することで投資リスクを下げることができます。
最低でも5年、できれば10年以上の長期間運用で時間を味方につけ、投資リスクを下げてジュニアNISAの恩恵を最大限に受け取ることが大切です。

例えば、下記に過去10年間のS&P500種株価指数の年率リターンをまとめました。

西暦S&P500
年間平均リターン
201332.4
201413.7
20151.4
201612
201721.8
2018-4.4
201931.5
202018.4
202128.7
2022-18.1
引用:バークシャーハサウェイ株式会社

コロナショックが起きた10年間でしたがそれでも10年以上の長期間資産運用を続けているとかなりリスクは抑えられている印象です。

S&P500種株価指数って何?
  • 米国の大手上場企業500社で構成されている総合株価指数。
  • その構成銘柄の種類の多さや企業規模の大きさから株式市場全体の代替として使われている。
こじか母
こじか母

ジュニアNISAを含む投資は、必ず余裕資金で無理のない範囲で始めましょう!

メリット③非課税投資金額を最大限に増やせる

ジュニアNISAの口座名義人は子どもなので、すでに両親はNISA口座を持っていても、子どものジュニアNISAを開設することで、家計全体の運用について非課税枠を増やすことが可能です。
つまり家族の人数の分だけ、NISAとジュニアNISA口座をそれぞれ開設できるということです。

ジュニアNISAの名義人である子どもは未成年なので、基本的に登録した親権者が代理で運用することが多いです。
実質的に両親が活用できる非課税枠を増やすことにつながります。

こじか母
こじか母

メリットの次は、注意点もお伝えします。

デメリット

注意点①2024年以降は新規購入はできない

2024年以降は新しく投資信託などを買い付けることはできません。
新規の口座開設と入金ができるのは2023年末までなので、なるべく早く口座を開設してムリなく積み立て始めることをおすすめします。

ジュニアNISAは、年間で子ども1人(ジュニアNISA1口座)あたり80万円までを非課税で運用することができます。
毎月定期的に積み立てることも可能ですし、残り期間が少ないのでまとまった金額をジュニアNISAに入金してもよいでしょう。

注意点②2024年以降はロールオーバー手続きが必要

2024年以降も非課税のまま運用を継続したい場合は、ロールオーバーと呼ばれる手続きを行う必要があります。

ロールオーバーとは?

ロールオーバーとは、ジュニアNISAの非課税期間が終わる時、保有する金融商品を非課税投資枠に移管する手続きです。
これにより非課税期間が終了しても引き続き非課税で運用ができます。

ロールオーバーすることで、新規で口座開設したり入金したりはできませんが、入金済みの資産をそのまま非課税口座に移管して18歳まで運用を継続することができます。

筆者も1度すでに自分のNISA口座でロールオーバーを経験していますが、証券会社からの通知1通を返送しただけで完了しました。
そんなに難しい作業にならないと予想されます。

注意点③解約は一括払い出しのみ

運用益は18歳まで非課税ですが、途中で引き出す場合は一部解約はできません。

一括払い出しをして利用することになります。
まとめて引き出した場合、必要額以外は改めて新NISAに入金してもいいでしょう。

新NISAとは?
  • ポイント1 非課税投資枠が拡大
    年間360万円まで非課税投資が可能
  • ポイント2 非課税保有期間が無期限
    現行は有限の非課税保有期間が、無期限化(恒久化)
  • ポイント3 売却で投資枠が復活
    現行では売却しても投資枠が復活しないが新NISAは売却で非課税枠となる限度額が何度でも再利用可能

ジュニアNISAと新NISA両方を活用すれば、非課税で運用できる限度額を最大限増やしてあげることができます。

運用実績公開

わが家の子ども用に開設したジュニアNISAについて、現在の運用実績を公開します。
コロナショックも重なって評価額は激しく上下を繰り返しています。
しかし運用歴4年の長女については損益が出にくくなってきました。

運用商品7歳長女
7歳娘
4歳長男
4歳息子
1歳長男
1歳息子
買付銘柄グローバル・プレミアム株式オープンなどグローバル・プレミアム株式などグローバル・プレミアム株式など
運用歴約4年約3年約1年
評価額20997091318767445581
累計買付金額19200001160000480000
評価損益179709-41233-34419
累計買付金額19200001160000480000
※他の銘柄にも分散投資しているため合算実績を掲載しています。
こじか母
こじか母

子どもたちの教育資金を使う計画まで短くてもまだ10年あるから今後の成長が楽しみ!

長男、次男は現在損益が出るタイミングがあるのも現状です。
ジュニアNISAもあくまでも投資なのでまず余裕資金で始めることをおすすめします。

こじか母
こじか母

リスクが不安な人は、手堅く学資保険などと組み合わせて教育資金を用意するといいですね。

以下の記事では、ママである筆者も試したおすすめの無料保険相談サービスを紹介しています。
学資保険はプロに聞いて自分に合ったものを選びましょう!

子育て世代の貯蓄スピードUPに!【ママおすすめ無料保険相談サービス5選】

まとめ【廃止決定のジュニアNISAを始めるなら今!】

ジュニアNISAは、払い出し条件の厳しさなどから開設口座数が伸び悩み、2023年末で廃止が決定しました。
この記事では、今さら始めてもムダかなと不安を感じるあなたへ、今こそジュニアNISAを開設すべき理由をまとめました。

廃止決定後のジュニアNISAを今から始めるメリット
  • 18歳までの払い出し制限がない
  • 長期運用で運用リスクを下げられる
  • 子どもの運用投資額を最大限に増やしてあげられる

制度の廃止決定により2024年以降は新規で買い付けできなくなりますが、2023年末までに積み立てたお金は「継続管理勘定」というにロールオーバー専用口座で長期運用を継続できます。

2024年から始まる新NISAとあわせて子ども用の非課税投資額を最大限まで増やしてあげたいママははいち早く始めることをおすすめします。

こじか母
こじか母

2023年はジュニアNISAを利用できるラストチャンスです。
今始めなきゃもったいない!

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