子ども3人…5人家族…
子どもが多いとお金って貯まらなそうって思っていませんか?
我が家は、夫と3人の子ども(長女6歳・長男3歳・次男1歳)の5人家族です。
我が家は結婚9年目に突入!
新婚当初、お互いほぼ0になってしまった貯金。
さらに夫の奨学金の返済も抱えましたが、現在資産は2000万円。
子どもが3人いたって、黄金比の家計管理を始めればラクに貯めることができちゃいます。
この記事では、そんな我が家【5人家族(子ども3人)の家計の黄金比】をまとめていきます。
気になる方はどうぞ読んでみてください。
・5人家族でも貯蓄できている家計簿をみたい。
・子ども3人の家族の家計内訳を知りたい。
・子どもがほしいけど、生活費が足りるか心配で悩んでいる。
・家計管理をスタートしたいけど何から始めるか悩んでいる方。
・我が家の家計の黄金比を作りたい方。

あなたの家計の黄金比を作るステップも公開しています。
どうぞ最後まで読んでいってください!

こじか家のご紹介(家族・資産・仕事)
まずは、我が家の家庭状況をまとめておきます。
あなたのお家と比べてみてください。
ごく普通の家庭なのでかぶる条件も多いはず。
・持ち家、一軒家(住宅ローン残年数 約32年)
・自家用車所有・・・2台
(地方在住のため、日々の移動に車は必須。)
・子ども・・・3人(長女6歳/長男3歳/次男1歳)
・長女、小学生。長男・次男は子ども園在園中。
・夫婦ともに正社員(正職員)
※こじか母は育休を3回取得し復帰しています。
・貯蓄、運用資産額・・・結婚当初0→結婚9年目突入現在資産額2000万
こじか母が家計管理を始めた経緯などはよければプロフィールを読んでみてくださいね。

こじか家の収入と貯蓄の状況
では、続いてこじか家の共働き夫婦、収入と貯蓄の現状についてご紹介します。
給与から税金や社会保険料等を差し引かれて、通帳に入ってくるお金【手取り収入】は毎月こんな感じです。
・夫・・・毎月 約265,000円
・こじか母・・・毎月 約120,000円
合計 約385,000円
※夫は固定給なので、定期的な昇給まで収入はほぼ変動なしです。

手取り収入の中から毎月、貯蓄や運用に回している金額はこちらです。
・貯金・・・毎月 40,000円
・運用・・・ 約31,000円
・積立(保険商品にて)・・・ 約19,000円
合計約90,000円
※(別途で子ども手当から、毎月子ども10,000円×3人分も運用に回しています。)
さて毎月の手取り収入と貯蓄額、あなたのお家と比べてどう感じましたか?

じゃあ、こじか家の『手取り収入』・『貯蓄・運用額』って
他のお家と比べると多いの?少ないの?
ということで、次は、平均を確認してトレンドも把握しておきましょう!

世間の手取り収入と貯蓄率
令和2年度9月に発表されている国税庁【民間給与実態統計調査(令和2年調査結果)】によると、日本人の平均年収は433万円です。
内訳としてはこちら。
平均年収(平均給与・手当)・・・369万円
平均賞与・・・65万円
実際に、平均年収から、社会保険料や税金が引かれて手元に残るのはおおよそ8割ほどです。
平均手取り月収は、参考程度ですが計算するとこうなりますね。
( 平均給与・手当:369万円 × 0.8 )÷ 12ヶ月 = 24万6,000円

夫は、子ども3人の扶養手当がなければ、手取り収入が235,000円でほぼ平均額。
私は、120,000円。
育休手当をもらえてありがたいけど、給与は平均をだいぶ下回る金額・・・。
令和3年12月に内閣府経済社会総合研究所が公表した調査によれば、国民の家計貯蓄率平均は13.1%(年間)です。
こじか家の貯蓄率はこちら。
90,000円 ÷ 385,000円 × 100(%)= 23.4%
※賞与も別途貯蓄・運用しています。
・夫は、子どもの扶養手当を除けば、平均手取り収入が日本人のド平均。
・こじか母については育休手当のため平均の半分以下。復職しても平均値を下回る手取り収入が予想される。
・平均貯蓄率は我が家は毎月、約23%以上をキープ。
ボーナスも別途貯蓄しているため、平均の倍近い貯蓄率をキープ!

共働きということも有利にはたらいて、子どもが3人いても平均の2倍近い貯蓄(運用含む)率を保てています!
では、どうやったら高い貯蓄率を保つ家計になるのでしょうか?
次からは現在の、我が家の家計簿の内訳をご紹介します。

5人家族の家計簿(支出)…家計の黄金比を公開!
ここからは、5人家族の支出と家計の黄金比についてご紹介します。
我が家が参考にした本や、実際の家計の黄金比もご覧ください。
いつまでたっても貯まらない貯金・・・。なぜかいつも赤字家計になって月末は節約に必死・・・。
こんなことで悩まない、あなたの家の収入に対して、毎月の支出と貯蓄が余裕で収まる家計!
それがあなたの家計の黄金比です。
一度、黄金比を整えれば、その割合でやりくりすればよし!
使いすぎもすぐ分かるので、管理も簡単です。

こんな記事を書いていますが、こじか家も最初から多くのお金を貯蓄に回せていたわけではありません。
『なんとなく、お金が足りなくならなければ問題なし!』
というテキトーな家計管理で新婚生活はスタート。
でも、家族が増えてきて、それじゃさすがに将来不安・・・ということで今に至ります。
私はまず最初に『我が家の家計の悪いところ(使いすぎ)を見つけよう!』から家計管理をスタートしました。
でもスタート後にすぐにつまずく・・・。

家族状況なんてみんな違うから使いすぎかも分からない。
誰か我が家の家計の正解を教えて~!
そこで、わが家に合った家計予算や項目分けをチェックするために参考にしたのがこちら。
こんな風に、家族人数や、年代ごとで、理想の支出割合をパターン化して説明してくれます。

引用:ZAIオンライン
自分の家族状況にあてはめて具体的に家計を想像しやすいところがポイントです。
どれくらいの金額を、何に使っていいのか全く見当もつかなかった家計管理スタート当初はとても役に立ちました。
家計管理の土台となる【家計の黄金比】、まずつくるにあたって読むべき1冊です。
理想の家計比率を数年かけて我が家に合う形にしたのがこちら。(2022年4月現在の内訳)
項目と、割合はこじか家の使いやすいものにカスタマイズ済みです。

※端数は分かりやすくするため、若干合わないですが許してください。
黄金比キープのこだわりポイント
・住居と車はローンを組んで、毎月の返済額を抑えています。そこで浮いたお金を運用に回しています。
(ローン金利より、運用利率が上回ると考えた上の手段です。)
・生命保険料は何度か見直しを行い、家族全員分の保険を必要最低限に抑えています。
・車費、被服費、娯楽費(飲み会代)については、ボーナスからあらかじめ必要なお金を取り分けているので、毎月の支出は最低限で済んでいます。
・夫婦のお小遣いはそれぞれ、10,000円ずつです。
夫は、お小遣いの他にカードで毎月1万円弱の買い物を勝手にしてしまうので現金支給は少なくしています。
飲み会代も別途、ボーナスからイベント費として取り分けているため月々のお小遣いは少なくても問題なしです。
・食費と日用品は一緒に買い物することが多いので、費目は合算しています。
費目を多くしすぎると、管理が面倒になるのでできるだけ少なくすることがポイントです。
・費目【その他】は、季節によって発生する『灯油代』や電気料金のアップ、急なイベントなど何にでも柔軟に対応できるように取り分けています。余れば貯蓄に回しています。
5人家族の家計簿課題
・【通信費】が少し高いように感じています。
2年に1度、携帯キャリアを見直していますが、他にネット回線も見直していく必要があります。
・【教育費】が少し高い割合です。
子どもが3人いて、保育料と習い事代が多くなっています。
習い事は旬なお金(今かける意味のあるお金)なので無理に削らない方針です。
よく子どもと話し合いながら投資するか検討したいと思います。

貯まる『家計の黄金比』完成までの5STEP
こじか家が家計の黄金比を作るうえで踏んだステップをご紹介します。
パワーは最初に少し必要ですが、5STEPが終わればもう貯まる家計が完成です!

一緒に頑張ってみましょう!
STEP1 手取り収入と支出を把握しよう。
まず大事なのは現状を知ること。
さて、あなたの家のお金の流れを把握しましょう!
・給与明細(手取り収入が分かるもの)
・通帳(引き落とし口座に使っている通帳全て)
・クレジットカードの支払い明細
・公共料金の支払い明細
・1ヶ月分の買い物・お出かけで支払ったレシート
※できれば、それぞれ数ヶ月分さかのぼって現状を確認できるといいですね!
上記のものを用意したら、あとは手取り収入と毎月の支出を書き出すだけ。
PC・スマホ・手書き・・・あなたの好きな方法で書き出していきましょう!
(ちなみに、筆者は手書き派です。)
※手取り収入とは?
給与であれば、社会保険料などが差し引かれた銀行に振り込まれる金額のことです。

残業代や特別手当などが多い月を参考にしてしまうと、収入が下がった月の家計比が狂い、足りなくなるので注意!
収入の低い月をもとに黄金比を作れば、いつでも余裕の家計管理が実現します。
もし余れば、貯蓄に回してもいいし、たまにはご褒美を買ってもいいですよね!
毎月支出するものでも、『水道・光熱費』や『車費(ガソリン代)』などは季節やイベントによっても変動しますよね。
変動する固定費は、支出の多い月をもとに書き出しておきましょう。
多めに設定しておいて、余る分には貯蓄すればよし!
気持ちに余裕も出るのでおすすめです。
『収入については、端数を切捨てる。』
『支出については分かりいやすい金額に繰り上げる。』
こんな風に考えましょう。
そうするとこんなメリットがありますよ。
・計算が楽になる。
・万が一でもお金が足りなくなることを防ぐ。

STEP2 家計の黄金比(理想)と我が家の家計比を比べる。
STEP1で書き出した収入と支出を項目ごとに分ける。そして理想の家計の黄金比と比べていきましょう。
項目分けも理想の家計の黄金比をもとにしながら計算してみてください。
こちらの書籍を参考にしてもいいし、下のリンクを参考に比較するもよし!

ん?
割合の計算方法なんて小学校に置いてきました!
・・・という、私と同じく算数の苦手な方も大丈夫!
こちらの記事にあなたの家計の黄金比を計算できるようにしておきました。
今すぐお試しください。
STEP3 家計の黄金比(理想)と差の大きい項目を見つけよう。
計算シミュレーションは試しましたか?
計算したら、続いて理想の家計の黄金比と並べてみてください。
比べてみると、理想とかけ離れた項目が見えてくることがあります。
理想より抑えられていれば、そこは◎!
逆に大幅にオーバーしているなら、そこが家計改善のポイント!
ここで改善点が見つかった方は『貯金のできる家計に変われるチャンス!』と思って喜びましょう。
大幅にオーバーしている費目については、時間を用意して、お金の使い方を見直していきましょう。

STEP4 収入=支出+貯蓄に!家計の黄金比を調整しよう。
家計の中で無駄な支出をお見つけてカットする!
その次の段階として、ここからはあなたの家に合う家計の黄金比へ調整していきましょう。
家計の黄金比は、理想と全く同じ割合にする必要はありませんよ。
大切なのは家計収入の範囲で貯蓄も含めて100%になる黄金比を作り上げることです。
・何の支出を抑えて、貯蓄割合を増やすか。
・他に毎月必要な費目はないか。
・不要な費目はないか。
・思っていた以上に(なんとなく)使っていた費目はないか?
考えてみてください。
あなたのお家が日々の生活で大切にしていることは何ですか?
優先順位をつけて、優先度の高い費目から割合を決めていくことをおすすめします。
ちなみに私は、
『家族も自分も家で過ごす時間を幸せにだと感じてほしい。』と考えています。
だから水道・光熱費は節約しません。
毎日に欠かせないことですが、気にしだすと家族の水道や電気の使い方にもいちいち口を出したくなってしまう。
ということで、気にしないことにしました!
その分を他の費目で調整すれば問題ないですからね。
(もちろん、あまりに無駄遣いが目につくようなら子どもたちを叱ったりもしますけどね!)
こんな風に、あなたが毎日の暮らしの中で大切にしていることを思い浮かべてから、家計の黄金比を調整するとスムーズに、必要なお金が見えてくると思います。

STEP5 我が家の家計の黄金比完成!
お疲れ様でした!
あなたの家で実現可能な、家計の黄金比は完成しましたか?
家計の割合が理想と大幅にオーバーしていた項目の費用カットについてはすぐに実践できないかもしれません。
実践するまではとても面倒ですが、一度動き始めてしまえばこちらのものです。
ちなみに一番、ラクで節約効果が出やすいのは【生命保険】です。

でも、保険て難しいし、自分で保険料のムダを見つけるなんて簡単じゃない!
だからとりあえず払えるうちはこのままで・・・。という方も多いはず。
そんなのもったいない!
保険料こそ、一度見直してしまえば、すぐに貯蓄を増やす家計に変われること間違いなしです。
自分で難しいことなら、プロに頼ってしまえばいい!
私は、無料の保険相談を何度も利用しています。
家族が増える時や、年齢を重ねて必要な保障の変化が気になった時。
もちろん、契約しないこともありましたが、しつこい勧誘は全くありませんでした。
現状を知るだけ、ライフプランを設計するだけでもとても役に立ちます。
家計の黄金比を作る近道としてぜひ活用することをおすすめします!

毎日、仕事に家事に育児…
とにかくラクに貯まる家計に変えていきたい
そんなママは特に、小まめな家計管理なんて難しい。
一度見直せば貯まる仕組みができる保険相談が、子育て中ワーママにはピッタリです。
貯まる家計の黄金比にラクに変えたい…と少しでも思った方はこちらの記事も一緒に読んでみてください。

子ども3人を育てながら筆者が実際に体験した、調査したサービスです。
きっとママのあなたに合う相談サービスが見つかりますよ。
まとめ
この記事では、5人家族の家計の黄金比をご紹介しました。
【家計の黄金比をつくる5STEPまとめ】
STEP1・・・手取り収入と支出を把握する。
STEP2・・・家計の黄金比(理想)と我が家の家計比を比べる。
STEP3・・・家計の黄金比(理想)と差の大きい項目を見直す。
STEP4・・・【収入=支出+貯蓄】になるよう家計の黄金比を調整する。
STEP5・・・家計の黄金比完成!
家計のムダが分かれば、一気に節約への意識も高まります。
そして一番、最短でラクに貯まる家計に変えたいママはまず【生命保険料】を見直すこと!
これが家計の黄金比完成への近道です。
保険の見直しは自分では難しいですが、プロに相談すればアッという間。
無料で、ムダを省くお手伝いをしてもらえる。
活用しない手はないですよね!
家計の黄金比は一度つくってしまえば、貯蓄をどんどん増やす仕組みが完成します。
だからズボラなこじか母も貯蓄は確実に増えています。
あなたもお家に合った家計の黄金比をぜひつくってみてください。
そして、ムダを見つけて節約スピードを上げていきましょう!
参考書籍