今回は、わが家に導入した【ドラム型洗濯乾燥機】のデメリットに絞った記事を作成しました!
よい部分は、他のサイトや家電量販店でも簡単に情報が入ってきます。
もちろん、私もドラム型洗濯機のメリットはたくさん感じています!
ただ、ちょっと思ってたのと違う…っていうことも多かった。
ということで使ってみないと分からない、ドラム型洗濯機ならではのデメリットをまとめています。
・ドラム型洗濯機を購入したいが、デメリットが気になる方。
・ドラム型洗濯機を購入して、使いにくい部分について対策したい方。
・日立のドラム型洗濯機のレビューを知りたい方。

デメリットへの対策もまとめています。
納得してドラム型洗濯機を購入するためにもどうぞ最後までお付き合いください。
ドラム型洗濯機を導入した理由
ここでは、こじか家にドラム型洗濯機が仲間入りするまでの経過をご紹介します。
どうでも良い方は次の目次にとんじゃって問題ありません!
私は、2022年5月からの職場復帰が決まりました。
復職したらなるべく家事の負担を減らしたい。
時間を少しでも有効に使いたい。
そのために何の家事を短縮できるかこの数ヶ月間、考えていました。
そこでどうしても欲しかったのが乾燥機能付きの【ドラム型洗濯機】です!
ドラム型洗濯機があるとこんな時間と家事の手間がカットできます!
・洗濯を干す時間
・洗濯を取り込む時間
・洗剤を毎回入れる時間
(洗剤自動投入機能付きのため。)
・洗濯場所の確保
(最近は洗濯量が増えて、洗濯干し場が足りなくなって、部屋のいたる所に干す場所を探す作業が必要でした。)
この時間や家事の手間カットを、時給換算すればすぐに元を取れる!
私の住む場所の最低賃金は859円です。
2022年4月現在。
短縮できる時間は1週間で合計すると、我が家は約2時間です。
今回洗濯機は、エアコンと同時購入することを武器に、家電量販店でだいぶ値段交渉も頑張りました。
だから購入価格から考えておよそ2年ちょっと使えば楽に元をとれちゃいそう。
ワーママにはとにかく時間こそが貴重ですから1週間で2時間も生み出せたら大儲け!
しかし、夫はいい顔をしません。
・お値段も安くない!
・今の縦型洗濯機も8年目だけどまだ使える!
・洗濯は俺(夫)が干すから必要ない!
ということが主な反対理由でした。
それでも、ネットの情報や、家電量販店のスタッフさんの意見を信じて夫を1ヶ月ほどかけて何とか説得。
(夫は賛成というよりなかば投げやり状態。)
買えばきっと、便利すぎて夫も私に『買うのを反対してごめん!』と詫びてくれるだろうと期待してついに購入に行き着いたのでした。
購入したドラム型洗濯機
今回、我が家が購入した洗濯機はコチラです。
デメリットも購入機種によって違ってくるかもしれないので前提条件をご確認ください。
【日立 BD-SX110GL】
購入の決め手
・家電量販店で大体パナソニックか日立をすすめられる。
→パナソニックは値下げができない商品と言われたため少しでも値下げしてもらえる日立製品で出費を抑えたかった。
・風呂水利用の機能付きだった。
・液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能付きだった。
・タッチパネル機能付きの同じ型の上位機種もあったが、その機能は不要で金額を抑えたかった。
ドラム型洗濯機のデメリット
使い始めて2週間程経ちました。
導入して気付いたデメリットを早速、まとめていきます。

①フタを開けっ放しにしておいて、洗濯機を投げ入れることができない。
我が家は、洗濯機を浴室横の脱衣所に設置しています。
縦型洗濯機だった際は、フタを開けたままにしておいて、お風呂に入る前に服を脱いで投げ入れていました。
しかし、洗濯機のフタは、縦型と違って本体前面についています。
開けたままにしていると、当然脱衣所のスペースを占領します。
ということで、洗濯物を入れるときは、そのつどフタを開ける必要がでてきました。
②風呂水汲み取りホースの収納位置が低い。
これは、他の機種では異なるデメリットかもしれません。
以前利用していた洗濯機は、本体側面の上の方についていました。
導入したドラム型洗濯機は下の写真のように、本体側面の床に近い方に収納フックがついています。
かがんで取り外しする必要があります。

①使い初めに、ゴム臭がした。
使い初めの1週間ほど、乾燥機が稼働している時間に特に、ゴム臭のようなものを感じました。
もちろんいい臭いではありません。
②柔軟剤の香りがしない。洗濯物が臭う。
これが、我が家の一番の予想外で、大問題でした。
今までは洗濯終わりに、洗濯機のフタを開けると柔軟剤のいい香り・・・幸せに包まれました。
でも、ドラム型洗濯機は乾燥終わりにフタを開けても全然いい香りがしなくなりました。
※乾燥モードを利用しなければ柔軟剤の香りも前の洗濯機同様に残っています。
公式サイトにも同様の声が届いているようなので、よくある問題なのだと思います。
③ネットに入れて乾燥したものは乾きにくい。
乾燥モードを利用すれば、生乾きなんてことはありません。
(洗濯量をしっかり守ればの話です。)
ところが、ネットに入れて洗濯乾燥をかけるとまとまってしまうためか若干生乾きっぽさを感じたものがありました。
(ネットに入れていたのは、おしゃれ着ほどではないような子どもの傷みやすそうな服などです。)
ネットを使った洗濯乾燥はおすすめできません。
④予想以上に風呂水が減らない。
縦型洗濯機よりも少ない水量で洗濯可能なドラム型洗濯機です。
そのためか、驚くほどに風呂水が減りませんでした。
(一瞬、風呂水汲み取り機能が壊れているかと思ったほどです。)
①洗濯乾燥のたびに、フタまわりにホコリがたまる。
洗濯乾燥が終わると、下の写真の赤丸で囲んだ部分に結構な量のホコリが付着します。
このまま、次の洗濯乾燥をしてしまうと、その衣類にホコリがついてしまうので、乾燥終わりには毎回ホコリとりが必須になりました。

②こまめなゴミとり手入れが必要。
縦型洗濯機の時は、はっきり言って限界まで、フィルター掃除はサボっていました。
でも、新しい洗濯機はご丁寧にお手入れの案内表示が出てしまう・・・。
【糸くずフィルター】という表示が点滅して下の写真部分にたまったゴミを取り除くようにと教えてくれます。
これが結構頻繁に表示される・・・。

併せて、下の写真、【乾燥フィルター】にも乾燥する時に出るホコリが結構たまるので一緒に取り除いています。

使い始めて2週間の家族の評判はこんな感じです。
子どもたちが、バスタオルを『臭い!』と言って使うのを嫌がる。
洗濯乾燥までしたバスタオルは、水に濡れると、柔軟剤の香りがしないどころか、臭さが際立つようです。
正直な子どもたちは『臭~い!』と言ってバスタオルを投げ捨てるようになってしまいました。
夫が『俺がいるときは乾燥機能は使わなくてもいいよ。』と乾燥機能に消極的。
子どもたちの反応を見て、夫が余裕のある時は乾燥機能を使わずに洗濯だけするようなこともありました。
ここまでが、我が家に導入して2週間ほどで感じたドラム型洗濯機のデメリットでした。

こんなデメリットしかないなら、ドラム型洗濯機購入しない方が良かったんじゃ・・・。
こんな風に思ってしまった瞬間もありましたが、大丈夫!
次からは、デメリットへの対策をまとめておきました。
デメリットへの対策
対策①【フタを開けっ放しにしておいて、洗濯機を投げ入れることができない。】
ドラム型洗濯機は上が平らで軽いものを短時間乗せる分には何の問題もありません。
ということで今は、洗濯機上にいったんまとめて、洗濯物を乗せています。
お風呂上りに洗濯機のフタを開けてまとめて突っ込むことで不便さは特に感じなくなりました。
対策②【風呂水汲み取りホースの収納位置が低い。】
備え付けの収納フックでは低いと感じる場合は、自分でフックを用意して洗濯機や周りに設置してしまうとデメリットを解消できます。
こんな風に、貼り付けられるフックを用意してみるのがおすすめです。
対策①【使い初めに、ゴム臭がした。】
こちらには、インターネットで同じような経験をされている方の声をいくつも参考にして対策をしてみました。
試してみたのが、『オキシクリーン』の粉末を洗濯の際に一緒に入れること。
オキシクリーンを入れ始めてから、ゴム臭さも気にならなくなりました。
※しばらく洗濯で使っていれば何も対策しなくても気にならなく方もいるようです。
早めに臭い対策をしたい場合におすすめです。
対策②【柔軟剤の香りがしない。洗濯物が臭う。】
ドラム型洗濯機は、縦型洗濯機と洗い方が異なるため、液体柔軟剤の香りが残りにくい&香りがとびやすいという点があります。
(その分、洗浄機能はドラム型洗濯機の方が優れているようなので一長一短ですね。)
柔軟剤では香りづけが難しいので、香りづけ専用ビーズを活用しましょう。
香りづけに特化しているので、柔軟剤入り液体洗剤と合わせて使用するのがおすすめです。
我が家も、香りづけビーズを試してみたら、バスタオルもいい香りがするようになりました。
子どもたちも今は、『いい匂いー!』と言いながら、乾燥機能を使った後のバスタオルも使ってくれるようになりました!
やれやれ、一安心です!
香りづけビーズを試した後に、今後使ってみようと思っているのはこちらです。
乾燥機能付きの洗濯機にしか利用できない、『柔軟剤シート』。
液体では残りにくい柔軟剤の香りも、シートであれば乾燥の時に柔軟剤と香りづけの効果を発揮してくれるようなのでぜひ試してみたいですね。
そして古いバスタオルは処分して、新しいバスタオルを揃えることもおすすめします。
我が家も古いバスタオルほど臭いが強かったので、だいぶ処分したら臭い問題は改善しました。
乾燥機能で、洗い替えに必要な枚数は減るので、その分機能性にこだわったバスタオルを選ぶことも大切です。
対策③【洗濯ネットに入れて乾燥したものは乾きにくい。】
これは、洗濯乾燥を利用する時は洗濯ネットに入れないにつきます。
または、洗濯ネットに入れた物だけは、乾燥後すぐに干すことで対応も可能です。
④予想以上に風呂水が減らない。
これは、もともと使う水量が少なくて済んでいるというメリットと言えます。
特に対策をしていません。
今後購入する方は、洗濯頻度によっては風呂水の汲み取り機能がないドラム型洗濯機の購入でも問題ないかもしれませんね。
対策①【洗濯乾燥のたびに、フタまわりにホコリがたまる。】
始めは、洗濯乾燥後に毎回ティッシュペーパーを使ってフタ周りを拭き取っていました。これがなかなか取れにくいホコリで面倒に感じていました。
そこで今、お手入れに活躍しているのが『ウェーブハンディワイパー』です。
ホコリも絡みやすく、フタ周りをクルっとなでればお手入れも簡単です。
ハンディーワイパーを洗濯機横に置くことで、お手入れの面倒さを感じなくなりました。
②こまめなゴミとり手入れが必要。
こまめなお手入れが必要なのは、乾燥フィルターと糸くずフィルターです。
これは、はっきり言ってデメリットに変わりありません。
毎回、お手入れする癖をつけるのが1番楽にすみます。
汚れをためると、こびり付きが強くなり掃除も面倒です。
毎回ささっと掃除をすることをおすすめします。
まとめ
この記事ではドラム型洗濯機のデメリットと対策についてまとめました。
・導入したドラム型洗濯機:【日立 BD-SX110GL】
・使用して2週間で感じたデメリット
〇フタを開けっ放しにしておいて、洗濯機を投げ入れることができない。
〇風呂水汲み取りホースの収納位置が低い。
〇使い初めに、ゴム臭がした。
〇柔軟剤の香りがしない。洗濯物が臭う。
〇洗濯ネットに入れて乾燥したものは乾きにくい。
〇予想以上に風呂水が減らない。
〇洗濯乾燥のたびに、フタまわりにホコリがたまる。
〇こまめなゴミとり手入れが必要
最初は従来使っていた縦型洗濯機との違いにデメリットしかないと感じてしまった私です。
しかし、機能や性能が違えば、使い勝手も違って当然でした。
だからデメリットと感じていたことも、対策の実践により今ではほとんど不便を感じません。
そして、今では洗濯を干す、取り込む時間と手間が減る【ドラム型洗濯機】の便利さにやみつきになっています!
夫も、最近ではドラム型洗濯機を購入したことを気持ちよく受け入れてくれるようになりホッと一安心。
この記事で、購入して最初に感じるであろう『あれ?思っていた快適さと違う・・・。』ということがなくなり、対策も万全という状態であなたがドラム型洗濯機を導入できたら幸いです。